まとめ:SNS運用の実践的な方法
このブログでは特にSNS集客の方法をまとめ, ”ひとつの本”になるよう
コチラの目次に従って記事を追加していきます。
さて, ここからは第4章”まとめ”として
①SNSで反響を獲得するための手段
②SNS運用を効率化するための方法
の2点に着目して振り返っていきます。
今回はこの内,①の発展として
「SNS運用の実践的な方法」をまとめています。
前回の「SNS運用の基本的な戦略」はコチラ(←クリック)
2.SNS運用の具体的手段(発展編)
ここまで, アカウント運用に関する基本事項を確認してきました。
ここからは「アカウントを育てる(強化する)にあたっての戦略」
これについて振り返っていきたいと思います。
インスタグラムでアカウントを強化する際のポイントは次の3点です。
- 投稿の数, 頻度(=量)
- 投稿のタイミング
- フォローを誘うアクション
それぞれについて, 下に続けて解説していきます。
2-1. 投稿の量について
アカウントを新たに開設した場合,
フォロワー数の伸びに影響する”節目”が2つあります。
この2つの節目を越えると, (1)フォロワーの伸びや
(2)投稿に対するいいね, コメントの数の伸びが劇的に上がります。
そんな, インスタ運用の2つの節目というのがこちらです。
- 投稿数:100
- フォロワー数:100
いずれも過去計12社の運用代行,サポートを通じた経験則ですが
3桁に乗せると上の(1),(2)の数値が飛躍的に上昇しました。
これはユーザーの視点に立ってみれば当然のことで,
- 一定数・期間の活動がみられる(=今後も期待できる)
- 一定数のユーザーに認められている(=人気がある)
この2点がフォローする/しないの判断に影響するということです。
アカウントを開いたばかりという場合には
まずこの”2つの100”まで手を止めないことが
何より大切になるかと思います。
新しいこと, 不慣れなことを続ける, というのは大変なことですから
コチラの記事で紹介する自動・予約投稿サービスもうまく使いながら
最初の山を越えて, アカウント運用を軌道に乗せましょう(^^)/
そうした背景から, アカウント運用の初期段階において
1か月で100投稿, 100フォロワーがひとつの目安になります。
「うわぁ, 大変だぁ…」と思いました??
そんな場合はGrid Post, Grid it といった
一枚の画像を何枚かに分割して投稿できる(=少ない素材で投稿数を稼げる)
アプリも使ってみてくださいね ♪
運用初期は①限られたリソースを最大限活用すること,
②時間をかけずにコンテンツを量産することが重要になります。
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※「使い方がわからない!」という場合にはコメント欄でお知らせください
解説記事, 動画をアップします
フォロワーを100まで増やすための最初の一歩として
まずは同僚, 友人等々にフォローをお願いしたり,
インスタを始めたことのお知らせをしましょう。
そうすれば少なくとも20, 30件はフォローしてもらえるはずです。
この後の戦略に関しては本記事内の「2-3. アカウントを育てるために」で
こちらからフォローしてフォローし返してもらうフォローバックの
戦略を解説していますのでそちらを見てもらえたらと思います。
2-2. 投稿の時間・タイミングについて
一般的に, インスタグラムでは次の時間帯に
多くのユーザーが活動していると言われています。
- 11:00~12:00
- 14:00~15:00
- 17:00~18:00
- 21:00~22:00
- 24:00前後
これはインスタグラム全体のデータ集計によるものですが
生活リズムに置き換えると食事の前後, 就寝前といったように
なんとなく, ながら○○, でインスタグラムが開かれている
と想像することもできそうです。
こういったデータ上の波に沿って,
運用初期では12時, 17or18時, 21or22時, 24時に予約投稿をして
「インサイト」から反応の良し悪しを検証します。
同日に複数の投稿をして反応を比較することで
(1)運用初期の投稿を稼ぐ, と同時に(2)効果的な投稿時間帯を割り出すことができます。
一参考までですが, 都心部では夜のアクセスが伸びやすく
周縁・地方都市では昼・夕方のアクセスが伸びやすい
といった傾向もありました。
運用初期の投稿を通じて, 自アカウントの
最適な投稿時間帯を把握するためデータを活用しましょう。
2-3. アカウントを育てるために
ここでは, 俗にいう「返報性の法則」を使った
アカウント強化の方法と具体的戦略を解説します。
アカウント開設初期からフォロワー数1,000前後の間は
アカウントを育てるための活動としてベースフォローが不可欠です。
このベースフォローとは, 相手にフォローし返してもらうために
こちらからフォローする戦略的な活動のことを言います。
ここでは相手がフォローし返してくれることを
フォローバックと呼ぶことにします。
ではあなたがベースフォローすべきはどんな人でしょうか?
それは当然, 「フォローバックされたい人」ですよね?
このブログは「住宅関連アカウントの運営」がメインですから
ここでは住宅系企業アカウントのベースフォロー戦略を考えます。
ベースフォローの戦略で特に重要となるのが次の2点です。
- ベースフォローの対象
- ベースフォローの量
住宅関連企業のSNS活用がこれほどまでに広がったのは
顧客のターゲット層とインスタグラムのユーザー層との
関連性が高いことが理由として挙げられます。
次の2つのポイントを押さえて時間・労力のロスなく
効率的にアカウントを強化したいところです。
2-3-1. ベースフォローの対象(ターゲット)
ベースフォローのターゲットはつまり
自社の顧客ターゲットのことを言います。
おそらく, 顧客ターゲットは次のような要素を持っているはずです。
- 20代後半~30代
- 結婚後2,3年(直後含む)
- 子どもが就学・進学
- 住宅の一次取得者(検討中)
これらを踏まえて, 相手ユーザーのライフステージと
フォロー, いいねしている物やアイコン写真とを関連付けて
将来の見込み客となるユーザーを優先的にフォローしていきましょう。
※こうした関連度の高いユーザーが集まる場所,
ユーザーにみられる特徴をまとめた記事はコチラです。(後日追記)
この内容を駆使して商圏内ユーザー驚異の3割超を達成しました。
2-3-2. ベースフォローの量(目安)
ベースフォローの目安量は
どの程度のスピードでアカウントを育てたいか, にもよります。
一般的に, フォローバックされる割合(以下, フォロバ率)は
高くて5%, 平均で2,3%程度です。
ここでは次の2つのパターンでベースフォローの量を算出してみましょう。
- 3か月で1,000フォロワー突破(高速)
- 5か月で1,000フォロワー到達(平均)
まず1.のパターンでは1か月当たり335件以上,
フォローバックされる必要があります。
となればフォロバ率を下限値の2%と見積もると
1日当たり550件以上のベースフォローが必須となります。
この量はおそらく通常業務をしながら
不慣れな中でこなすには負荷のかかる量でしょう。
(※私はこれを4回したところ1日当たりの作業時間は1時間程度でした)
次に2.の場合, 1か月当たり200件の
フォローバックが目標となります。
すると同じようにフォロバ率を2%と仮定すると
1日当たり340件程度のベースフォローが必要になります。
(※これなら1日サボっても翌日取り返せるくらい)
あくまで上記は下限値で算出したベースフォロー量で,
運用初期はフォロバ率も高くなる傾向にありますのでご安心ください。
このように①月間当たりのフォロワー獲得目標数, ②自アカウントのフォロバ率
から一日当たりの目標ベースフォロー数を算出して,
無理のない作業時間でコツコツとアカウントを育てていきましょう。
他にも, キャンペーンを通じてフォローを促す方法や
フォロワー数を稼ぐ裏ワザ(非推奨)もありますので
それぞれブログ内で追記していけたらと思います(^^)
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今回はこれまでの各記事の内容を駆け足で振り返ってきました。
インスタグラムで単に投稿するのではなく
反響を獲得するためにどこが重要なのか,
いつ, どれくらい動けば良いのか, 等々
具体的にイメージするのに役立てばと思います。
次回は第4章”まとめ”の2つのポイント
①SNSで反響を獲得するための手段
②SNS運用を効率化するための方法
の内, ②に関する部分をまとめていきます。
お楽しみに(^^)/
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私のスタンスと本ブログの活用方法
本記事の前半部分でお伝えした通り,
僕はなにか特別な, 僕しか知らないことをやってきたわけではありません。
「あぁ, ○○ね」「◆◆って知ってるよ」
すでによく知られているものを”それぞれの企業の意図を汲んだうえで”
”無理のない運用の仕組みをつくる”ことに注力します。
それは僕がこれまでの経験を通じて
- 手段は知ってるけど, やり方・始め方がわからない
- どう改善したらよいかわからず, 辞めてしまう
- 不慣れなことにストレスを感じ, 続けられない
こうした理由でたくさんの挫折・不満が生じているのを
この目で見てきたからです。
僕はこのブログでこれまでの経験やノウハウを公開することで
SNS運用の小さなつまづきを解消してもらえたら, と考えています。
その目的から, このブログがSNS集客の方法をまとめた
”ひとつの本”になるように目次をコチラにまとめています。
このブログをより良いものにしていくためにも要望や質問は大歓迎です。
お気軽にコメント欄からお申し付けください ♪