まとめ:SNS運用の基本的な戦略
このブログでは特にSNS集客の方法をまとめ, ”ひとつの本”になるよう
コチラの目次に従って記事を追加していきます。
さて, ここからは第4章”まとめ”として
①SNSで反響を獲得するための手段
②SNS運用を効率化するための方法
の2点に着目して振り返っていきます。
今回はこの内,①に関する部分をまとめています。
1.SNS運用の具体的手段(基礎編)
ではまず, SNS運用の具体的手段の総復習として
インスタグラムでアカウントを強化する際のポイントを
おさらいしていきます。
インスタグラムを運用する際のポイントは次の2つです。
- ユーザーの流入経路を把握する
- ユーザーの目に触れる部分を整える
それぞれについて, 下に続けて解説していきます。
1-1.インスタグラム上のユーザーの動き
【便利ツール無料進呈】の記事でもお伝えしたように,
基本的にインスタグラムでは次の順番でユーザーが移動します。
- ホーム画面orタグ検索結果画面で投稿一覧を見る
- 投稿一覧の中で気になる写真をタップする
- アイコンをタップする or 投稿本文の「続きを読む」※4へ
- 投稿本文内のプロフィールリンク(@アカウント名)をタップ
- プロフィール画面で過去の投稿一覧を見る
- プロフィール画面でプロフィール文を読む
- フォローする/フォローを見送る
若干煩雑になっていますが, 何か具体的な目的があって
インスタグラムで写真を探す人の動きは次のようになることがわかります。
- 検索画面でハッシュタグを入力
- 検索一覧をスクロール
- 気になる写真をタップ
- 投稿本文中, 「続きを読む」をタップ
- 投稿者を確認(アイコン or プロフィールリンクをタップ)
- プロフィール画面でプロフィール文を読む
- フォローする/フォローを見送る
ユーザーの動きが確認できたところで,
次は反響獲得に近づくために注力すべき
ポイントについてまとめます。
1-2.自分の投稿, アカウントが見られるためには
ユーザーの動きを把握したうえで, 自アカウントないしは
自社HPへの流入を増やすために私たちがすべきことは下の4点です。
- 魅力的なコンテンツを投稿する
- 適切な投稿本文の入稿
- 適切なプロフィール文の設定
- 適切なハッシュタグの挿入
このうち, 「魅力的なコンテンツ」は画像ないしは動画の質を意味します。
①ピントのずれや②水平垂直のゆがみ, ③明るさ・色味といった部分は
撮影時に意識していなかったとしても投稿する際に修正することが可能です。
初めは自己満足で構いませんから, 少し時間をかけてカッコいい/かわいい
雰囲気に仕上げる工夫を心掛けましょう。
では続いて(1)投稿本文, (2)プロフィール文, (3)ハッシュタグについて
まとめていきます。
1-2-1. 投稿本文の基本構成
さきほど, 「”具体的な何か”を探す人の動き」で確認したように
ハッシュタグで例えば「○○(地名)新築」「○○戸建て」と調べた人は
検索結果の一覧から写真をピックアップします。
その際, 投稿本文の果たす役割はなんでしょうか?
- 写真(被写体)の確認
- 投稿者(ブランド)の確認
シンプルですが主にこの2つとなるでしょう。
インスタグラムのアカウントを強化する際には
新規のユーザーにフォローしてもらう, その前段として
投稿写真に含まれる①投稿本文内のリンク②自社アイコン
のいずれかをタップしてもらう必要があります。
写真をタップして, いきなり「これいい!誰だろう?」と
②へ進むのは可能性としては低いです。
この場合, 「きれいな写真!だれ/どこだろう?」と
「続きを読む」をタップするのが一般的な人の動きです。
そのため, 投稿本文はプロフィール画面に
進んでもらうためのある種の関門と言えます。
せっかくキレイな写真を投稿しているのに
- プロフィールへのアクセスが少ない
- HPやLPへの流入が伸びない
という場合には投稿本文の見直しが必須です。
ここでは無料進呈中の便利ツールを例に解説します。
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これは過去にゼロからインスタアカウントを開設し
3か月で1,000フォロワー, 反響獲得を達成する過程で
試行錯誤したものをベースに作成しています。
ここで意識したのは(1)見やすさと(2)明確な誘導の2点です。
見たままですが, こちらの構成は次のようになっています。
- キャッチコピー
- 会社紹介・アカウント説明+プロフィール誘導
- プロフィールリンク (※more, コチラ, 矢印等で強調)
- ハッシュタグ
従来のブログやHPの運営に慣れていると
どうしても写真(コンテンツ)の説明に終始しがちですが
ここではプロフィールページへの遷移(=「@ユーザー名」への誘導)
とそのための案内文として本文を構成しています。
毎回, 本文を考えるのが面倒なんだよな・・という場合にも
使いやすい内容になっているかと思います。
社名, ブランド名, 地名などを入れ替えてお役立てください ♪
投稿の本文として(1)見やすさの点で
今すぐにできることが1つあります。
それが「本文一行目の改行」です。
端末にもよりますがインスタグラムでの投稿は
横幅いっぱいで26,7文字が表示されます。
それが一行目に限ってはアカウント名が入る関係で短縮されるのです。
ここでキャッチコピー等が思いがけず改行されては残念ですから
あらかじめ「・」を入れて改行する, というのも1つの対処法です。
ご自身のアカウントを開いて, 一行目が不本意に改行されてないか
チェックしてみてくださいね(^^)
1-2-2. プロフィール文の基本構成
では, ①魅力的な写真(コンテンツ)と②見やすい本文
そして③明確な誘導によってあなたの投稿を見たユーザーが
プロフィール画面まで来たくれたとしましょう。
「投稿インサイト」でデータを見てみてください。
プロフィールへのアクセス数に対して
あなたのアカウントのフォロワー数の伸びは
どれほどでしょうか?
プロフィールへのアクセス数は増えたけど
肝心のフォロワー数が伸びない, という場合には
プロフィール文を更新してみましょう。
ここでも,
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これもゼロからアカウントを開設し
3か月で1,000フォロワー, 反響獲得を達成する過程で
HPへの流入を目的として修正を重ねたものです。
こちらの構成は次のようになっています。
- キャッチコピー
- 会社・アカウントの説明
- 事業内容, HPに進むメリット(※特典やプレゼントの案内)
- HP等, URLリンクへの誘導
ここでも改行位置に配慮して, 見やすさを心掛けましょう。
上記3にあるように, URLをクリックするメリットを
簡潔にまとめることがHPへの流入増を図る上では効果的です。
- 「こだわりの施工事例集をプレゼント」
- 「HPからの問合せで○○キャンペーン実施中」
こういった分かりやすい誘導があると良いでしょう。
また, プロフィール文の下にURLリンクが表示されますから
- 「ホームページはこちら☟☟」
- 「最新のイベント情報をCHECK▼▽▼」
投稿本文でしたのと同じように
①明確な誘導, ②URLリンクの強調を活用しましょう。
1-2-3. ハッシュタグの考え方
ここからはハッシュタグに関連して
次の2点について解説します。
まず, 「ハッシュタグの効果的な使い方」についてです。
主に, ハッシュタグを使う場面としては大きく分けて2つあります。
すでにご存じの通り, ①投稿本文への挿入と
意外と知られていないのが②プロフィール文への挿入です。
②プロフィール文への挿入は独自ブランドや
オリジナル商品をお持ちの場合に効果的です。
プロフィール文で商品の認知を図り,
ユーザーがハッシュタグをタップすると
遷移先の画面は自社の投稿コンテンツでいっぱいです。
つまり, ハッシュタグを使うことで
インスタグラムの中に独占市場を作れるということです。
投稿本文で挿入するハッシュタグについても
この「独占市場を作る」という視点に立つと
単に写真(コンテンツ)の閲覧数が増えるだけでなく
”リアルな”潜在顧客の獲得に近づくことができます。
では, 独占市場をつくるハッシュタグの使い方とは
いったいどんなものでしょうか?
具体的な方法として, 次のことが考えられます。
- 独自のキーワードをつくる
- ビッグキーワードを小分けにする
上部で「②プロフィール文への挿入」について紹介したように
独自キーワードの使用は画面占有に効果的です。
では次のビッグキーワードを小分けにするとはどういうことでしょうか?
これはつまりキーワードにエリア名をつけ足すことです。
いま, あなたはなんとなく関連度の高そうな
「新築」「戸建て」「家づくり」
をハッシュタグとして入れていませんか?
例えば「新築」で検索すると約180万の投稿が表示されます。
180万の投稿がある中で,
あなたの投稿がタップされる確率はどれほどでしょうか?
また, 「戸建て」で検索すると約12万の投稿があります。
では仮に, ここであなたの投稿をユーザーが見つけたとします。
その時, そのユーザーが
あなたの商圏エリア内にいる可能性はどれほどでしょうか?
ひとえにSNSを強化するといっても
それはただフォロワー数を伸ばすことではないはずです。
将来的に資料請求をしてくれる, 問合せをしてくれる, 来店してくれる,
そういったユーザーから成るファンコミュニティを作ること
これが本来の目的だったはずです。
そういった点から, 従来の「新築」「戸建て」「家づくり」といった
ビッグキーワードに加えて, 「○○(エリア名)新築」を加えると
地域的な関連度のあるユーザーの流入を増やすことができます。
①検索ボリュームと②エリア関連性からハッシュタグを考える
というのはGoogle広告, ヤフー広告の戦略にも通じるところがありますね(^^)
続いて「ハッシュタグの表示方法について」です。
こちらは簡単に投稿本文内でハッシュタグを使う際の
注意点についてのシェアになります。
おそらくスマホでの見やすさや改行を意識して
一行一ハッシュタグ, としている方が見られますが
インスタグラムは写真メインのSNSです。
ハッシュタグを細かに見るユーザーはほぼいない上,
不要な改行でスクロールの手間を取られてしまうので
ユーザー視点に立ってここは改行せずまとめるのが吉でしょう。
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今回はこれまでの各記事の内容を駆け足で振り返ってきました。
インスタグラムで単に投稿するのではなく
反響を獲得するためにどこが重要なのか,
いつ, どれくらい動けば良いのか, 等々
具体的にイメージするのに役立てばと思います。
次回は第4章”まとめ”の2つのポイント
①SNSで反響を獲得するための手段
②SNS運用を効率化するための方法
の内, ①の発展として「SNS運用の実践的な方法」をまとめていきます。
お楽しみに(^^)/
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私のスタンスと本ブログの活用方法
本記事の前半部分でお伝えした通り,
僕はなにか特別な, 僕しか知らないことをやってきたわけではありません。
「あぁ, ○○ね」「◆◆って知ってるよ」
すでによく知られているものを”それぞれの企業の意図を汲んだうえで”
”無理のない運用の仕組みをつくる”ことに注力します。
それは僕がこれまでの経験を通じて
- 手段は知ってるけど, やり方・始め方がわからない
- どう改善したらよいかわからず, 辞めてしまう
- 不慣れなことにストレスを感じ, 続けられない
こうした理由でたくさんの挫折・不満が生じているのを
この目で見てきたからです。
僕はこのブログでこれまでの経験やノウハウを公開することで
SNS運用の小さなつまづきを解消してもらえたら, と考えています。
その目的から, このブログがSNS集客の方法をまとめた
”ひとつの本”になるように目次をコチラにまとめています。
このブログをより良いものにしていくためにも要望や質問は大歓迎です。
お気軽にコメント欄からお申し付けください ♪